国立市09 多摩川の風に吹かれて TOKYO Walking Map 2021.9.22
2021.9.22 (水) 晴 5.0+(1.1)=6.1km→5.2+(1.1)=6.3km
ルート:南区公会堂~石田大橋~多摩川右岸土手(日野市)~万願寺渡し跡(日野市)~日野橋南詰~根川緑道~根川貝殻坂橋~伊藤単朴の墓~府中用水取水口~万願寺渡し跡( 国立市 )~南区公会堂
ゴールの南区公会堂は国立駅行のバスしかなく、しかも本数が少ないため最寄りの駅まで歩くことにしていました。しかしゴール後検討の結果、当初考えていたのとは違う駅に急遽変更しました。
コース02のゴール国立駅南口からバスに乗ります
南口4番のりば立川バス国立泉団地行き12:33発です
国立泉団地入口で下車
ここから南区公会堂までは約250mです。
東京都福祉保健局のサイト
国立市09 多摩川の風に吹かれて
石田大橋と日野橋間の両岸を歩きます。対岸から見る国立市の景色はいかがですか。
最寄駅:国立操車場(立川バス) 万願寺駅(多摩モノレール) 矢川駅(JR) 所要時間:約1時間15分 距離:約5km 消費カロリー:約230kcal 歩数:約7100歩
13:03 南区公会堂 スタートしました
すぐ多摩川に出ます 石田大橋が見えます
13:08 石田大橋 珍しく橋の途中に「橋名の由来」説明板がありました
多摩川に架かる日野バイパスの橋。河口から38.2km地点で国立(谷保)と日野(石田)を結びます。平成19年3月に4車線が開通しました。全長385m、幅員22mです。
国立府中IC入口から八王子(高倉)に至る日野バイパス8.1kmが全線開通し国道20号となり、従来の20号線(甲州街道)は都道256号線となりました。
石田橋からの眺め
多摩川グラウンド
日野バイパス ここから日野市に入ります
広場
13:26 多摩川右岸土手(日野市)
還暦野球東京西部連盟 の試合が行われていました
中央自動車道をくぐります
多摩川右岸 海から39km
13:38 万願寺渡し跡(日野市)
国立側では「谷保の渡し」とも呼ばれたようです。慶安(1648~52)頃、石田の渡しから移され、貞享元年(1684)に街道筋変更により日野の渡しに移りました。
多摩川
山梨県笠取山を源に羽田の東京湾に注ぐ一級河川で、全長138km、流域面積は1,240k ㎡に及びます。
・多摩川の渡し…多摩川を渡る甲州街道の渡しは、川の流路の変化などにより幾度かその場所を変えました。慶長年間の甲州街道整備の初期には、府中三屋から石田へ抜けるルートだったため「石田の渡し」が使われ、慶安頃に「万願寺の渡し」に移されました。街道制定から80 年後の貞享年間にはハケ上のほぼ現在のルートとなり、「日野の渡し」に移りました。大正15年に日野橋が架けられるまで、万願寺渡しとともに使われました。
日野橋と多摩モノレール
13:52 日野橋南詰 右へ曲り日野橋を渡ります
日野橋:大正15 年8 月の竣工で、全長367.3m、幅員10.5mです。この橋の完成で「万願寺の渡し」や「日野の渡し」は廃止されました。
甲州街道 日野橋の上
立川市営野球場前交差点
日野市から立川市に入りました
14:01 旧葦見橋 よしみトンネル
日野橋の先、根川に架かる古い橋の名称で、一面の葦原から「葦見橋」と命名されました。現在は「よしみトンネル」としてその名が残っています。かつては残堀川ともつながり暴れ川であった根川の改修記念に植樹された桜並木の土手が、今は花見客でにぎわいます。
14:02 根川緑道
丁度シラサギが降りてきました
橋を渡り陸上競技場裏へ
14:14 根川貝殻坂橋 ここで国立市に戻ります
・貝殻坂と貝殻坂橋:多摩川近くの青柳段丘にある立川との境の坂で、古くは甲州街道でした。昔から貝化石が出たことから、この辺りは入り海であったと伝えられています。根川に架かる橋を貝殻坂橋と言い、橋桁に貝のレリーフが付けられています。
この甲州街道が多摩川を渡る「渡し」は、何度か移動され、それにともなって甲州街道の道筋も変わったことが知られている。そのうち、慶安年間(1648~1651) から貞享元年(1684)まで使われていたのが「万願寺の渡し」である。台地の上をたどってきた甲州街道は、国立の青柳で段丘を下り、多摩川の河原に下りた。この段丘を下る坂を、昔は「貝殻坂」と呼んでいた。・・・・よって本橋を貝殻坂にちなみ根川貝殻坂橋と名付けるものである。
だいぶ傷んでいました
貝殻坂 今渡ってきた貝殻坂橋が見えます
14:19 伊藤単朴の墓 右の方です
(都指定旧跡) 伊藤単朴は、江戸時代の談義本作者。江戸市中から青柳に移り住み、堀江家から養子をとり、半生を堀江屋敷内で医業と執筆で過ごしました。
14:22 府中用水取水口
江戸初期に造られた府中用水は、多摩川青柳の地で取水され、是政で多摩川に戻されます。古多摩川の河床が利用されたと言い、古くは「七ヶ村用水」と呼ばれ、上下谷保村、青柳、府中三宿と是政村を流れる、今も現役の灌漑用水です。毎年田植え前に取り入れ、秋の収穫前に水を止めます。
緑川排水口 見落としました
立川飛行場の排水のために造られた人工河川、緑川が多摩川に合流する地点です。立川駅の北を東に流れ、中央線を潜り南下して多摩川に注ぎます。昭和30年代以降に暗渠化され、「みのわ通り」と呼ばれます。かつては26の橋が架かっていました。そのうち曙橋、東橋、みのわ橋は交差点名として名が残り、羽衣小橋、尺串橋は橋桁そのものが残っています。
多摩川の土手に出てきました
多摩川左岸 海から39km 中央自動車道手前
14:30 万願寺渡し跡( 国立市 )
国立側では「谷保の渡し」とも呼ばれたようです。慶安(1648~52)頃、石田の渡しから移され、貞享元年(1684)に街道筋変更により日野の渡しに移りました。
石田大橋が見えてきました
14:41 南区公会堂 コースマップではゴールですが最寄りの駅まで歩こうと思います
国立操車場バス停 南区公会堂のすぐ前にあります
バスは国立駅南口行しかないので、当初は石田大橋を渡って多摩モノレール万願寺駅まで歩くつもりでした
バス停のベンチで調べたところ万願寺駅よりも若干遠いですが、矢川駅の方が乗換えなく便利なことが分り目的地を変更しました
中央自動車道をくぐります
小川にカモがいました
矢川駅入口交差点
15:10 矢川駅 に着きました
Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ
カシミール3Dのグラフ 5.0+(1.1)=6.1km→5.2+(1.1)=6.3km
国立市09 多摩川の風に吹かれて のコースタイム
経由地 | 距離km | 累計km | 総h | 所要h | 見学h | 着t | 発t |
---|---|---|---|---|---|---|---|
南区公会堂 | 0.00km | 0:00 | 13:03 | ||||
石田大橋 | 0.30km | 0.30km | 0:05 | 0:05 | 0:00 | 13:08 | 13:08 |
多摩川右岸土手(日野市) | 0.80km | 1.10km | 0:23 | 0:18 | 0:00 | 13:26 | 13:26 |
万願寺渡し跡(日野市) | 0.65km | 1.75km | 0:35 | 0:12 | 0:00 | 13:38 | 13:38 |
日野橋南詰 | 0.85km | 2.60km | 0:49 | 0:14 | 0:00 | 13:52 | 13:52 |
根川緑道 | 0.50km | 3.10km | 0:59 | 0:08 | 0:02 | 14:00 | 14:02 |
根川貝殻坂橋 | 0.50km | 3.60km | 1:12 | 0:12 | 0:01 | 14:14 | 14:15 |
伊藤単朴の墓 | 0.20km | 3.80km | 1:17 | 0:04 | 0:01 | 14:19 | 14:20 |
府中用水取水口 | 0.10km | 3.90km | 1:19 | 0:02 | 0:00 | 14:22 | 14:22 |
万願寺渡し跡( 国立市 ) | 0.40km | 4.30km | 1:27 | 0:08 | 0:00 | 14:30 | 14:30 |
南区公会堂 | 0.70km | 5.00km | 1:38 | 0:11 | 14:41 | ||
<南区公会堂> | 5.00km | 0:00 | 14:52 | ||||
<矢川駅> | 1.10km | 6.10km | 0:18 | 0:18 | 15:10 | ||
2021/09/22(水) 晴 | 6.10km | 1:56 | 1:52 | 0:04 |
国立市09 多摩川の風に吹かれて の感想
本日3コース目は離れているため、バスを利用しました。立川バスとなっていますが、見た目は小田急バスと全く同じです。昼の時間なのに満席で、何人も立っているのにびっくりしました。途中の乗り降りも多く、間違いなく黒字路線だと思います。
コース全体の約半分を占める日野市側は日野市08と09で歩いたので、3回目になります。日野橋を渡った立川市と国立市部分は初めてでした。このコースで一番驚いたのは根川貝殻坂橋です。根川緑道を進んで行くと突然立派な橋が見えます。まるで城門にも見える異様な姿をしています。説明書きによれば甲州街道の渡し場へ下りるのに利用した橋だとされていました。どう考えてもただの街道にかかる橋とは思えません。関所がわりに使用したのではと想像が膨らみます。
以上です。
国立市08 ⇦ 国立市09 ⇨ 国立市全
谷保田圃の原風景























































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