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ウォーキングとフラメンコ
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狛江市02 コース「ま」 TOKYO Walking Map 2021.12.29

2021.12.29 (水)  晴  3.6km→3.8km
ルート:狛江駅(北口)→泉龍寺→むいから民家園→六郷さくら通り→兜塚古墳→伊豆美神社→五本松→多摩水道橋→和泉多摩川駅(北口)


コース01のゴールと同じ狛江駅(北口)が起点となっています。


東京都福祉保健局のサイト

狛江市02 コース「ま」
「ま」コース(狛江の歴史を探索) - 狛江市役所
川のせせらぎを聞きながら、歴史ある寺社や自然を巡るコースです
最寄駅:狛江駅(小田急電鉄) 狛江駅北口(小田急バス) 狛江駅北口(京王バス)   所要時間:約54分 距離:約3.6km   消費カロリー:約162kcal   歩数:約5140歩


10:36  狛江駅(北口)  スタートしました


音楽の街ー狛江  ステージがあります

音楽の街−狛江 - 狛江市役所
狛江市文化振興事業団にある音楽の街-狛江 エコルマ企画委員会が中心となり、狛江駅前での野外ライブや市役所でのロビーコンサート、小・中学校での学校公演等を行い、気軽に音楽に触れ合える環境作りを目指しています。狛江駅北口交通広場で、定期的に野外コンサートを実施しています。


乙女の像  

万葉歌に詠まれている美しいロマンへ思いを馳せて生まれたものです


万葉集歌碑説明板  万葉集歌碑はコースの途中にあります
「多摩川に さらす手作り さらさらに 何そこの児の ここだ愛しき」


狛江弁財天池緑地保全地区

特別緑地保全地区(弁財天池等)
昭和62年に狛江駅北口の緑地、泉龍寺境内、弁財天池が東京都から特別緑地保全地区に指定されました。緑豊かな環境が維持されているこの地区は、季節感があふれており、多くの市民に親しまれています。地区内にある市史跡の弁財天池は、『江戸名所図会』において、良弁僧正の雨乞いの伝説とともに「霊泉」として紹介され、池の水は干ばつの際にも枯れることがなかったといいます。


10:40  1泉龍寺  中へ入ります

奈良東大寺別当の良弁僧正が草創したといわれています。江戸時代に、曹洞宗の鉄叟瑞牛和尚と領主の石谷清定が中興し、徳川将軍家から朱印地20石を拝領しました。境内の本堂、鐘楼門、山門、開山堂は江戸時代後期の建築で、市指定文化財に指定されています。また泉龍寺仏教文庫では、同寺所蔵の市指定文化財を公開しています。本堂に安置されている子安地蔵は、まわり地蔵と呼ばれる巡行仏で、巡行の地域は広範囲に及びました。


二層式鐘楼


弁財天池にも寄ってみました


泉龍寺山門に戻ってきました


10:51 高千穂稲荷神社  


田中橋欄干  高千穂稲荷神社のすぐ裏にあります


10:54  2むいから民家園   休みで中へ入れませんでした

荒井家住宅主屋を解体・保存する市民運動から始まり、平成14年(2002)に古民家園として開園しました。園内には二棟の市指定文化財の建造物が移築復元されており、旧荒井家住宅主屋は、18世紀末頃、和泉村(現在の元和泉一丁目辺り)に建てられたもの、旧髙木家長屋門は、安政6年(1859)、覚東村(現在の西野川一丁目辺り)に建てられたものです。「むいから」とは屋根に使う麦わらのことで、古民家園の愛称となっています。


田中橋児童遊園  むいから民家園のすぐ前にあります


西河原自然公園  コース外ですが中へ入ります

自然豊かな公園で、水と緑で安らぎを与える憩いと集いの場所になっています。園内には、約10本の桜が植えられていて、春になると多くの人で賑わいます。また、園内の掲示板には絵手紙が展示されており、人々の目を楽しませています。


11:00  3六郷さくら通り に出ました

かつての六郷用水を埋め立てて生まれた道路には、約60本の桜が並んでいます。


狛江和泉小入口信号を渡ります


和泉小学校 を右へ


11:05  4兜塚古墳  扉は閉まっていますが、鍵はかかっていません

昭和50年(1975)に東京都の史跡に指定された古墳です。直径36メートル、高さ5メートルほどの円墳と確認されています。墳丘を取り巻く周溝は、幅11メートル、深さ0.7メートルほどと想定されます。形態や構造等については、不明なところもありますが、築造された当時の原形をほぼ留めていると考えられます。周溝内からは、円筒埴輪の破片が出土しており、6世紀半ば頃に築造された古墳と推定されます。


11:10  5伊豆美神社  中へ入ります

もとは六所大明神と称し、明治元年(1868)に伊豆美神社と改称されました。字大塚山(現在の水神社の辺りと想定されます)に鎮座していましたが、天文19年(1550)の多摩川の大洪水で流失し、現在地に遷座しました。参道にある石鳥居は、慶安4年(1651)に石谷貞清によって建てられたもので、市指定文化財に指定されています。花崗岩で造られた小ぶりの鳥居で、同様のものが喜多見の氷川神社に所在しています。


 中和泉樹林地  伊豆美神社の隣にあります


11:24 万葉歌碑  狛江駅前にあった乙女の像のもとになった万葉歌です

『万葉集』巻14の東歌の一首「多摩川に さらす手作り さらさらに 何そこの児の ここだ愛しき」が刻まれた歌碑で、松平定信の揮毫になります。文化2年(1805)に猪方村字半縄(現在の猪方四丁目辺り)に建てられましたが、洪水によって流失しました。大正時代に玉川史蹟猶予会が結成されると、松平定信を敬慕する渋沢栄一らと狛江村の有志らが協力して、大正13年(1924)、旧碑の拓本を模刻して新碑が建てられました。


 水神前交差点 を渡ったところです 


 水神社  小さな祠が見えます

水神とは、水にまつわる神の総称ですが、稲作に関わりがあると考えられます。六郷用水の水神は、取水口の脇に祀られました。現在の水神の祠は、明治22年(1889)に、六郷用水の恩恵を受けた和泉村外13ヶ村によって奉納されました。また、昭和3年(1928)に六郷用水普通水利組合が奉納した幟石があります。


11:31  多摩川  上流方面


下流方面


11:36  6五本松  多摩川左岸  海から24km地点

多摩川のほとりに立つ五本松は、狛江を代表する景観のひとつとして市民に親しまれ、多摩川50景、新東京百景の一つに選ばれている名所です。映画やテレビの撮影にもよく利用されています。


多摩水道橋です

昭和28年(1953年)、道路と水道の併用橋として開通しました。現在の橋は2代目の道路橋です。


11:48  7多摩水道橋

初代多摩水道橋の碑 

初代「多摩水道橋」の碑 - Monumento(モニュメント)
初代の多摩水道橋は、道路と水路が共用する橋として、多摩川 のこの地に昭和28年12月完成しました。以来、相模川の水を川崎市長沢の浄水場を経て都内に供給するための水道橋 として、また東京都(狛江市)と川崎市(多摩区登戸)とを結ぶ「登戸の渡し」に替わる道路橋として重要な役割を担ってきました。


  狛江高校交差点  信号を渡ります


11:53  和泉多摩川駅(北口)  ゴールしました


コース03は和泉多摩川駅東口からです


Google マイマップで作成 Geographica のトラックデータ


カシミール3Dのグラフ  3.6km→3.8km


狛江市02 コース「ま」 のコースタイム

経由地 距離km 累計km 総h 所要h 見学h 着t 発t
狛江駅(北口)   0.0km  0:00  10:36
1泉龍寺   0.2km   0.2km  0:10  0:04  0:06  10:40  10:46
2むいから民家園   0.6km   0.8km  0:21  0:08  0:03  10:54  10:57
3六郷さくら通り   0.2km   1.0km  0:25  0:04  0:00  11:01  11:01
4兜塚古墳   0.2km   1.2km  0:30  0:04  0:01  11:05  11:06
5伊豆美神社   0.4km   1.6km  0:38  0:06  0:02  11:12  11:14
6五本松   1.0km   2.6km  1:01  0:22  0:01  11:36  11:37
7多摩水道橋   0.8km   3.4km  1:13  0:11  0:01  11:48  11:49 
和泉多摩川駅(北口)   0.2km   3.6km  1:17  0:04  11:53 
コース03へ
2021/12/29 (水) 晴   3.6km  1:17   1:03  0:14


狛江市02 コース「ま」 の感想
約2年前に小田急沿線自然ふれあい歩道で歩いたのとほぼ同じようなコースでした。
2019.10.30 由緒ある社寺と多摩川の清流を巡って 小田急沿線自然ふれあい歩道1-13 - mesetaのブログ
前回は小田急線を越えて下流まで行き和泉多摩川駅まで戻って来る5.3kmのコースでしたが、今回は下流へ行かず3.6kmと短くなっています。
全て来たことがあるところだったので、さっと流した感じです。
多摩川の土手は道幅が広く気持ちよく歩けます。ジョギングや散歩の人とすれ違いましたが、自転車があまりにも少ないので不思議に思いました。多摩水道橋近くまできてその理由が分りました。自転車を誘導する線があり、土手下にある以前車が通っていた道を案内していました。土手の上は原則自転車を通行禁止にしたようです。


以上です。
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