mesetaのブログ

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2019.11.6 生田緑地枡形山を目指して 小田急沿線自然ふれあい歩道1-16

2019.11.6 水 向ヶ丘遊園駅(枡形山) 4.3km+0.7km=5.0km  晴
ルート:向ヶ丘遊園駅~①くらやみ坂~②広福寺~生田緑地案内板~⑨戸隠不動尊跡地 サブルート~⑩雑木林の生き物 サブルート~生田緑地案内板~③ハンノキ湿生林~④岡本太郎美術館~⑤かわさき 宙と緑の科学館~⑥日本民家園~⑦枡形山展望台~⑧長者穴横穴古墳群
向ヶ丘遊園駅


小田急沿線自然ふれあい歩道「第1エリア  新宿駅~向ヶ丘遊園駅」最後のコースです。
やはり地元なので勝手知ったる道が多く、むしろコース通りに歩くのが少し面倒に感じてしまいました。


1-16 生田緑地枡形山を目指して
向ヶ丘遊園駅(枡形山)コース|小田急沿線自然ふれあい歩道|小田急電鉄
多摩丘陵の北東縁に位置する生田緑地とその周辺を巡るコースで、社寺、遺跡、古民家などや、これらを囲む雑木林とそこに住むさまざまな生き物など身近な自然とふれあうことができます。多摩丘陵は、関東山地の東麓から三浦丘陵に至る間の丘陵であり、約200万年前から1万年前までに堆積した地層からなっています。関東地方においては最も高い位置にある段丘といわれていますが、河川によって侵食が進み、なだらかな起伏に富んだ丘陵になっています。かつては緑で覆われていた多摩丘陵も、今では都市化の進行により緑が少なくなってしまいましたが、丘陵地帯に残された緑地は首都圏の重要な「緑のベルト地帯」となっています。生田緑地もそれらを構成する良好な自然環境を有しています。コース最高点の枡形山の頂上から多摩川や武蔵野台地などの眺望を楽しむことができます。


コースマップ

11:39  向ヶ丘遊園駅 、スタートしました


11:47  ①くらやみ坂  
枡形山に至るこの坂は、シイ、カシなどが生い茂り昼間でも暗かったことから「くらやみ坂」と呼ばれてきました。しかし、今は周辺が開発されて明るくなっています。鎌倉時代の武士が駆け上った、山城・枡形山への上り口です。


11:48  ②広福寺 くらやみ坂を上り始めてすぐのところにあります

枡形山の北側の麓にあり、834~848年に慈覚大師によって開かれた後、鎌倉時代に稲毛重成によって中興されたといわれています。境内にはたくさんの花木がありますが、早春に咲くコブシは有名です。


廣福寺は、慈覚大師円仁が承和年間(834-848)に創建、稲毛三郎重成が中興したといいます。その後長辨(安貞元年1227年寂)が真言宗寺院に改めて中興したといいます。


11:57  天神社、コースには含まれていませんが寄ってみました


枡形天神社は、室町時代に稲目某が当地に定住、稲田姫を祭神とする式内社の男衾郡稲乃賣神社(寄居町)を勧請して創建したと伝えられるといいます。稲田姫を韋駄天と誤って韋駄天社と号していたといい、江戸期には韋駄天社と称していましたが、神仏分離令により天神社と改称したといいます。


天神社と韋駄天

天神社はこの辺り一円の氏神で古く「江戸名所図会」には韋駄天社と記されている足の速い神として知られる韋駄天の像は、今も広福寺の守護神として祀られている


12:05  生田緑地案内板  


生田緑地は、昭和16(1941)年に都市計画決定された都市計画緑地であり、首都圏を代表する緑豊かな自然環境を有しています。


ホタルの里入口

メインルートはここを右折しますが、サブルートを通るために直進しました
山の途中まで行って、またここに戻ってきます


12:08  ⑨戸隠不動尊跡地 サブルート  

深い木立の中に建っていた戸隠不動尊は1993年冬に焼失しましたが、跡地は明るい広場として整備されています。


自然探勝路を進みます


12:11  ⑩雑木林の生き物 サブルート  ここを右折します

生田緑地には、コナラやクヌギの雑木林があります。薪や炭が燃料として使われなくなった今では、自然林であるシラカシなどの照葉樹林へと変わりつつあります。歩くと、さまざまな野草や昆虫、野鳥などを見ることができます。


今度は急な下りです


12:13  ここで折り返します


12:20  さきほどのホタルの里入口へ戻ってきました、階段を下ります

<参考>

階段を下りた所から木道が続きます

ホタルの里 案内図


西口駐車場方面へ右折します


12:34  ③ハンノキ湿生林 、ここに大きなカメラを持った男性がいました

谷間の探勝路には湧水が見られ、湿地特有のハンノキ林があります。また、ツリフネソウやミヤマシラスなど湿地特有の植物が生育しています。


一番上の舗装道路へ出て下を見たところです


川崎市伝統工芸館の前を通ります


西口出口の手前で左折します、見えているのは専修大学の建物です


岡本太郎美術館方面の階段を下りていきます


岡本太郎美術館 シンボルタワー「母の塔」:1999年4月竣工


12:51  樹霊:岡本太郎作、1970年


1970年大阪万博テーマ館「太陽の塔」の地下展示室「過去・根源の世界」に世界各地から集められた仮面の神像とともに展示された作品


12:53  ④岡本太郎美術館  

川崎市ゆかりの芸術家、岡本太郎氏から寄贈された作品などが展示されています。館の外にある高さ30mの「母の塔」は、岡本太郎美術館のシンボルタワーです。

川崎生まれの芸術家・岡本太郎の芸術、およびその両親である漫画家・一平、小説家・かの子の芸術を顕彰する美術館です。美術の枠を超えて活動した精神を紹介します。
開館時間 9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合翌火曜)、祝日の翌日(土・日の場合は開園)、

            年末年始、展示替えのための臨時休館有
入場料 展覧会ごとに異なります。中学生以下無料。

<参考>


ローム斜面崩壊実験事故慰霊


12:54  奥の池


中央広場


13:00  ⑤かわさき 宙(そら)と緑の科学館  

生田緑地の中心に位置し、川崎の自然や天文に関する展示や科学実験教室などの体験学習を行っている博物館です。館内には、最新鋭の「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」を備えたプラネタリウムがあり、世界最高水準の星空を職員の生解説とともに投影しています。
開館時間 9:30〜17:00
休館日 月曜日(祝日の場合翌火曜)、祝日の翌日(土・日の場合は開園)、年末年始
入場料 プラネタリウム観覧料:一般400円、高大200円、 65歳以上200円(川崎市在住の方無料)、

                                                   中学生以下無料
<参考>


しょうぶ池


13:06  ⑥日本民家園  

東日本の代表的な古民家を集めた野外博物館です。1964(昭和39)年から移築・復元が開始され、園地の整備が進められ、1967(昭和42)年に開園しました。国の重要文化財に指定されている7棟の古民家をはじめ、歌舞伎舞台(国重要有形民俗文化財)や町屋・馬宿・船頭小屋などが展示されています。
開館時間 9:30〜17:00(11月〜2月16:30まで)入園は閉園30分前まで
休園日 月曜(祝日の場合翌火曜)、祝日の翌日(土・日曜の場合は開園)、年末年始
入場料 一般500円、高大300円、 65歳以上300円(川崎市在住の方無料)、中学生以下無料

<参考>


東口 ビジターセンター


13:07  枡形山入口

枡形門


枡形山山頂


13:18  ⑦枡形山(ますがたやま)展望台

生田緑地で最も高いところにあり、晴れた日には富士山や丹沢山系などの山々、都心の高層ビルや横浜ランドマークタワーなどの眺望が楽しめます。また、ソメイヨシノの大木が多く、花の咲く時期は大変にぎわいます。
展望台からの眺め


東側、渋谷方面


西側、高尾山方面


13:35  枡形山広場を出ます


13:39  飯室山展望台です


木道の階段を下りていきます


13:45  ⑧長者穴横穴古墳群

飯室山の北麓には32基の横穴墓が群集しています。出土品や横穴墓の形態などから7世紀中ごろから後半にかけて築造された集団の家族墓や一族の墓と考えられ、江戸時代の『新編武蔵風土記稿』などでも紹介されています。
<参考>


生田緑地北口に下りてきました


13:59  向ヶ丘遊園駅、ゴールしました


コースタイム:1-16 生田緑地枡形山を目指して

経由地・日付・天気 距離 累計 総h 所要h 見学h 着t 発t
向ヶ丘遊園駅        0m  0:00  11:39
①くらやみ坂  0:08  0:08  0:00  11:47  11:47
②広福寺、天神社    700m    700m  0:16  0:01  0:07  11:48  11:55
生田緑地案内板    400m  1100m  0:26  0:10  0:00  12:05  12:05
⑨戸隠不動尊跡地 サブルート    140m  1240m  0:29  0:03  0:00  12:08  12:08
⑩雑木林の生き物 サブルート    210m  1450m  0:34  0:05  0:00  12:13  12:13
生田緑地案内板    350m  1800m  0:41  0:07  0:00  12:20  12:20
③ハンノキ湿生林    500m  2300m  1:01  0:20  0:00  12:40  12:40
④岡本太郎美術館    400m  2700m  1:16  0:13  0:02  12:53  12:55
⑤かわさき 宙と緑の科学館  1:20  0:04  0:00  12:59  12:59
⑥日本民家園  1:27  0:07  0:00  13:06  13:06
⑦枡形山展望台  1200m  3900m  1:50  0:12  0:11  13:18  13:29
⑧長者穴横穴古墳群  400m  4300m  2:07  0:16  0:01  13:45  13:46 
向ヶ丘遊園駅  700m  5000m  2:20  0:13  13:59 
2019/11/6(水) 晴  5000m  2:20   1:59  0:21


1-16 向ヶ丘遊園駅(枡形山) の感想

このコースは今年4月17日から5月9日まで徹底散策した生田緑地公園を通ります。案内図にある道を8回に分けてくまなく歩きました。岡本太郎美術館、日本民家園、かわさき宙と緑の科学館など有料施設はその時に見学しているので、今回は入りませんでした。
急な階段を往復してコースには入っていない天神社に寄りました。参道の入り口には韋駄天の説明があります。足の速い神様イダテンは現在NHK大河ドラマのタイトルにもなっています。
木道のホタルの里は人影はなくひっそりしていました。野鳥観察だと思われる男性が、ただ一人望遠カメラを持って様子を窺っていました。休日は子供連れで賑う中央広場は修理中のため周りのベンチに数人見かける程度でした。
枡形山の広場も閑散としていましたが展望台には数組の人がおり、説明員(ボランティア?)が用意した巻物のようにした写真と実際の風景を見比べながら熱心に話を聞いていました。
長者穴横穴古墳群ではお揃いの作業服を着た調査員のような人が、木道の外に出て何か調べていました。
<参考>
2019.4.17 生田緑地-1 北西部・ホタルの里 - mesetaのブログ

2019.5.9 生田緑地-8 水生植物鑑賞池~とんもり谷戸 - mesetaのブログ


以上です。

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